今シーズン限りで引退するノルディックスキー複合のオリンピックメダリスト・渡部暁斗選手が地元の白馬村で練習を公開しました。


渡部暁斗選手は雲一つない青空の中、白馬ジャンプ競技場でラージヒルを3本飛びました。

37歳の渡部選手は、日本のエースとして長年活躍してきましたが、2026年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪を集大成に引退する意向を示しています。

23日は、弟の善斗選手とともに、地元のスキークラブの子どもたちから寄せ書きを贈られました。

スキークラブの子ども:「みんなで書きました。オリンピック頑張ってきてください」


渡部暁斗選手:「みんなの気持ちをしっかり受け取って今シーズンも頑張りたいと思います」

渡部選手は練習後、最後のシーズンへの抱負を語りました。


渡部暁斗選手:「引退を春に心に決めてからは本当に一日一日を大切に、いいトレーニングを積み重ねることができた。奇跡を起こす種まきはできたのではないかと思う」