東山魁夷館の開館35周年を記念した展覧会が4日から長野市の県立美術館で始まるのを前に、セレモニーが開かれました。


日本画家、東山魁夷の作品94点が鑑賞できる展覧会の見どころの一つは、およそ60年ぶりに一般公開される「朝明けの潮(あさあけのうしお)色分け大下図」です。


1枚あたり高さ4メートル、幅2.5メートルの絵を、6枚つなげることで完成する作者最大級の作品で皇居宮殿に展示されている壁画の原寸大の下図です。


そのほか、「道」や「残照」など日本の風景を描いた作者の代表作も展示される展覧会は4日から11月16日まで開かれます。