県石油商業組合が県に対し「コンプライアンス宣言」を報告したことについて、阿部知事は、「信頼の回復につながるものかどうか県として考えていく」と述べました。
県によりますと、今月12日に行った聞き取りで、組合側が後日報告するとしていたもので、22日、郵送で県に届きました。
宣言で組合は、「法令を順守し、企業倫理の向上に努める」、「自由競争の実践に努める」などとしています。
阿部知事はきのう(25日)の会見で、「県民の信頼を回復してもらいたいと伝えていた。今回の宣言がそうしたものにつながるのか、という視点で考えていきたい」と述べました。
ガソリン価格のカルテル疑惑を巡っては、公正取引委員会が組合の北信支部の独禁法違反を認定し、再発防止を求める排除措置命令を出す方針です。












