北アルプス鹿島槍ヶ岳方面に登山に出掛けた長野市の男性の行方が分からなくなり、警察では遭難したとみて、あす以降ヘリコプターなどで捜索することにしています。

行方がわからなくなっているのは、長野市に住む47歳の会社員の男性で、24日午前、妻から「登山に出掛けた夫と連絡が取れない」と警察に届け出がありました。

警察の調べによりますと、男性は1人で21日に大町市の柏原新道登山口から入山し、爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳を経由して五竜岳方面に向かう予定でしたが、予定日の23日を過ぎても下山せず、行方がわからなくなっています。

警察では男性が鹿島槍ヶ岳周辺で遭難したとみて、25日以降、天候の状況をみながらヘリコプターなどで捜索することにしています。