長野駅と名古屋駅を結ぶJR中央西線の特急しなのが、年末年始の期間中は、すべての席を指定席として運行されることになりました。

JR東日本によりますと、特急しなのが全席指定となるのは、12月26日金曜日から2026年1月4日日曜日までの年末年始の10日間です。

特急しなのは、通常は2両の自由席が設定されていますが、この10日間は、臨時列車を含め全ての列車が、全席指定席となります。

指定席が満席の場合は、乗る列車と号車が指定された自由席特急券と同じ金額の「立席特急券」を、駅の窓口や乗車前日からは指定席券売機で購入することで、デッキなどに立って乗車することができます。

JRでは、全席指定席にすることで、提供する普通車の指定席が増え、より多くの人に安心して予約と、座って旅行してもらうことができるとしています。

JRでは、名古屋駅と大阪駅から高山駅を経由して富山駅を結ぶ特急ひだと、名古屋駅と紀伊勝浦駅を結ぶ特急南紀についても、特急しなのと同様に年末年始を全席指定席にします。

また。今後についても、特急しなの、ひだ、南紀については、ゴールデンウイークやお盆なども全席指定席で運行する予定としています。

ちなみに、全席指定席となる対象期間の特急料金は、12月27日、30日、1月3日、4日は最繫忙期として、通常期にプラス400円、12月26日、28日、29日、31日、1月2日は繁忙期としてプラス200円が必要になります。