上伊那地域の秋の味覚、小ブナの出荷が始まりました。生産者は今年、猛暑の影響を受けての飼育となりました。


中川村大草の根井昭男(ねい・あきお)さんは休耕田で育てた小ブナを2日前に池に入れて泥をはかせ、きょう(2日)出荷しました。


小ブナの飼育は水温が28度ほどが適しているということですが、初めて35度以上になることもあったという今年、出荷量は当初予定していた1.4トンの半分のおよそ700キロ。


JA上伊那によりますと、高温と少雨の影響でサイズも小ぶりということですが、品質は良いということです。


JA上伊那管内では、6人が小ブナを飼育していて、あわせておよそ3トンの出荷を見込んでいます。