北アルプスの燕岳で登山をしていた京都府の女性が転倒し、長野県警のヘリに救助されましたが、足の骨を折るなどの大けがをしました。

北アルプス燕岳の標高およそ2200メートル富士見ベンチの近くで、午前8時半ごろ、登山をしていた京都府に住む43歳の会社員の女性から「足をけがして動けない」などと救助要請がありました。

警察によりますと、女性は29日から1泊2日の予定で、単独で燕岳に入山し、30日、中房登山口へ下山中に転倒したということです。

県警のヘリが出動し、およそ2時間後に女性を救助して松本市内の病院に運びましたが、右足の骨を折る大けがだということです。