「SBCこども未来プロジェクト」、今回は巨大な迷路を制作した高校生です。
小諸市宇坪入(うつぼいり)の棚田に巨大な迷路を作ったのは、佐久長聖高校クイズ研究会の1年生から3年生8人です。

佐久長聖高校クイズ研究会・佐藤昴部長:
「入口ここですね…けっこう難しいと思いますよ ソルガムが(丈が)高いから」
迷路の壁はイネ科のソルガム。
ルートの設計から5か月余りを費やし、1500平方メートルの畑に育てました。
(佐藤部長)「スパイ映画でレーザーをよけてわたるっていうのがあると思うんですけど。いたるところにそういうの(をイメージした仕掛け)をくっつけました」

迷路のテーマは「スパイ」。
訪れた人に楽しんでもらえるようコースには、クイズを7問設置しました。
例えば‥‥。
(佐藤部長)「スパイはみんなすっぱい食べ物が大好きだ。〇か×か」
最後の問題は、すべてに正解しないと解けない仕組みになっています。
クイズ研究会が迷路を作るのは今年で3年目。
棚田の保全に取り組む市内のコメ農家に協力し、人が集まる場所にしたいと試行錯誤を重ねてきました。

クイズ研究会・野原宙依さん:
「迷路を作ることだけじゃなくて来てくれる人の気持ちにたって作り、素晴らしい結果になったので本当によかった」
佐藤部長:
「けっこう難しい迷路なので、スパイになったつもりでクイズも楽しんでいただけたら」
ソルガム迷路の無料開放は8月いっぱい行われます。