千曲市の土木工事業者「エム企画」は、7月10日に長野地裁から破産手続き開始決定を受けました。
エム企画は、2000年10月に設立された土木工事業者で、建設現場における足場工事や解体工事を手がけ、2019年9月期の年間売上高はおよそ9000万円を計上していました。
しかし、以前から収益性が乏しかった上、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって受注が減少し、金融サービスの利用や新型コロナ対策の借入金でしのいでいたものの、融資の返済が始まったほか、消費税の納税負担などが重く、資金繰りがひっ迫し、先行きの見通しが立たないことから事業の継続を断念しました。
負債はおよそ2600万円だということです。