19日から長野市の美術館で、「いきもの」をテーマにした企画展が始まるのを前に、内覧会が開かれました。

入口で出迎える4メートルを超す「キリン」。
長野市の県立美術館で始まる企画展は、6人の現代作家がそれぞれの視点で制作した「いきもの」がおよそ100点展示されています。
技法や作品に用いる素材も様々。

樹齢500年の木のこぶで作った「バイソン」や、
粘土で毛並みを忠実に再現した「ゴリラ」や「ヤギ」。

さらに、扇風機やフライパンなどの廃材を使った「恐竜」も。
美術家 富田菜摘さん:「下がってみると『1体のいきもの』として見えると思うが、近づいて見ると生き物を構成している各パーツに様々な発見とか驚きがあると思うので、ただ鑑賞するだけじゃなくて体感してもらえたらうれしい」
企画展「いきものの森」は、19日から9月15日まで県立美術館で開催されます。