上田市のキノコ工場で去年発生した火災は、充電中のリチウムイオン電池の爆発が原因だったことがわかりました。
火事は去年10月、「ホクト」の「上田第一きのこセンター」で起きたもので作業棟1棟・およそ7000平方メートルが全焼しました。
原因を調べていた上田広域消防本部は、作業棟で充電中だった電動ドライバー用のリチウムイオン電池が爆発し出火したとする報告書をまとめました。
火が出たのは午後8時半前で、ホクトによりますと、当時は日中使った電動ドライバーの電池を2~3個充電していたということです。
作業棟には、キノコ栽培に使うトウモロコシの芯など燃えやすいものもあり、鎮火には40時間あまりかかりましたが、けが人はいませんでした。
ホクトでは、同じ場所に作業棟を再建していて8月頃の完成を予定しているということです。