夢に向かって頑張る子どもたちを応援する「SBCこども未来プロジェクト」。今回は、松本市のジュニアオーケストラを紹介します。

♪「ルーマニア舞曲」

2024年5月に発足した「まつもとジュニア室内楽団」。市内初のジュニアオーケストラで、園児から大学生までの19人が月に2回、練習を重ねています。


大切にしているのは、「合わせて演奏する楽しさを感じること」。

普段はそれぞれ個人でレッスンを受けるなどして技術を磨いていますが、ここではパートごとのバランスや合奏ならではの曲の表現も学びます。

■バイオリン・下田愛佳さん(小6)
「(曲が)終わる時とか盛り上がる時とか決まった時とか、みんなと弾くのが楽しい」

アンサンブルに欠かせないのが互いの呼吸を合わせること。

その中心を担うのが、バイオリンの首席奏者でもあるコンサートミストレスの、宮田花蓮(みやた・かれん)さんです。

■宮田花蓮さん(高3)
「どうしてもずれてしまうこともあるんですが、そこを心を一つにしていくというところは心がけています。オーケストラを始めてより一層、バイオリンを弾くことが楽しくなりました。

♪ヴィヴァルディ「春」

いま取り組んでいるのは、ヴィヴァルディの「春」や「情熱大陸」など6曲。


5月11日に初めて開く、定期演奏会で披露します。

■チェロ・岡野龍弥(おかの・たつや)さん(中1)
「ソロの部分が結構あるのでそこをもっと徹底していけたら」

■コンミス・宮田花蓮(みやた・かれん)さん(高3)
「みんなの心も仲も深まったところで、より一層素敵な音楽を届けられるように頑張りたい」

心を1つに。音楽を、楽しんでいます。