こども未来プロジェクト、今回はトランポリンで北信越2位の好成績を挙げた小学生です。
長野市川中島町にある市内唯一のトランポリンクラブ。
楽しみながらバランス感覚や運動神経を養います。
夜になると、競技としてのトランポリンに取り組む選手たちがトレーニング。
千曲市の小学6年生平林賢宗(ひらばやし・まさむね)さんは1年の時からクラブに通っています。

■平林さん:
「すごく楽しくてやめられないなと。(楽しいのは)新しい技がきれいにできたとき」
2024年秋の北信越大会では4年生から6年生のクラスに出場。
「トランポリン王国」と呼ばれる石川県の選手とも競い、2位の好成績を収めました。
■平林さん:
「最初の回転するところを一番きれいに頑張るようにしました。とてもうれしかったけど、1位になれなかったのは残念でした」
試合では10回飛び、美しさや高さ、できるだけ中心からずれずに着地することなどが採点の対象になります。
つま先まで伸びた美しい姿勢が平林さんの持ち味です。
■青木妙子コーチ:
「上手になろうとする意識がとても高いです。選手には練習ノートをつけさせていますが、(平林さんは)とても細かく書いています」
今は空中での回転にひねりを加えた新しい技に挑戦していて、
「できれば大きな大会で1位を取りたい」と意欲を見せています。
長野県内の競技人口が少ないため、仲間が増えることも願っている平林さん。
より高く、より美しい演技を目指して練習を続けます。