須坂市の給排水衛生設備工事業者「巳代志」(みよし)が、長野地方裁判所に自己破産を申請しました。
民間の信用調査会社、帝国データバンク長野支店によりますと、2日に事業を停止し、10日付けで長野地裁に自己破産を申請したということです。
「巳代志」は、2005年10月に設立され、2012年12月に法人改組されたということで、主にシステムキッチンやトイレ、バスの交換など水回り設備の改修工事を手掛け、2024年4月期の年売上高はおよそ9500万円を計上していました。
しかし、安値での受注などから同じ2024年4月期にはおよそ2700万円の債務超過に陥いるなどして資金繰りがひっ迫し、先行きの見通しが立たないことから事業の継続を断念したということです。
負債はおよそ1億2000万円に上るものと見られます。