食材の高騰に、人手不足…、飲食店を取り巻く環境も厳しさを増しています。
そんな中、さまざまアイデアや強味で勝負する店があります。
長野市西鶴賀に3月にオープンした「肉と定食たけちゃんバル」。
店主 須田剛志さん:「自分で焼かない焼き肉屋さんを作りたくてこっちで全部焼いて一番おいしい状態で提供してあげる、そういうコンセプトでやっています」
店主の須田剛志(すだたけし)さん。
須坂市で卸売業も営む、肉のプロフェッショナルです。
知識や仕入れのルートを生かして9種類の焼き肉メニューはすべて1000円以下で提供しています。
中でも須田さん自慢の逸品、一品目は厚切り牛タンです。
店主 須田剛志(すだたけし)さん:「このタン元の部分だけを使うここから先はシチューの方に回します」
肉は鉄板にのせて提供するのがこだわりのひとつ。
店主 須田剛志(すだたけし)さん:「熱い状態で食べてもらうのが一番おいしい。鉄板をすごく温めてあるのでなかなか冷めない。いつでもおいしい状態で食べられる」
もう一つのおすすめが和牛のリブロースを使ったサーロインです。
さらにこの店の自慢は肉にこだわった日替わり定食。
店主 須田剛志(すだたけし)さん:「これはチンジャオロースですね、豚肉のロース肉を使っています。ロースって赤身と脂身がちょうどいい感じなのでべたべたしない」
お値段なんと、650円!さらに、ごはんは大盛無料です。
客:「安いびっくりしただから(人に)教えたいんだけど教えたくないかもしれない」
客:「この値段でこれが食べられるって長野駅の近くですごいと思います」
店主 須田剛志(すだたけし)さん:「農家さんから直接買ったりしているので原価はすごい抑えています。この安さでこのおいしさを食べられるということで皆さんに喜んでもらえれば」