長野市の長野中央病院の事務職員が会計窓口のレジから現金を盗み、懲戒解雇されていたことが分かりました。

病院側によりますと、医事課に所属していた50代の男性職員は、会計窓口のレジのデータを改ざんし十数年に渡って現金を盗んでいました。

現金は少額ずつ盗まれ被害の総額は数千万円に及ぶ可能性があるとしています。

2024年に内部通報をきっかけに調査し、8月末に男性職員を懲戒解雇したもので刑事告訴なども視野に入れているということです。

病院側は5日、職員向けの説明会を開き、およそ200人が参加したということです。

懲戒解雇した職員以外にも会計窓口のレジから現金を盗んでいた職員がいるかどうかも含めて病院側が調査を続けています。