JR長野駅前で起きた殺傷事件は発生から5日で2週間が経ちました。
県内のホームセンターでは、防犯ブザーが一時、品切れに近い状態になるなど住民の防犯意識に変化が出ています。


JR長野駅前で1月22日に男女3人が刃物で襲われ、1人が死亡、2人が重軽傷を負った事件から5日で2週間。

阿部知事と県警の鈴木達也本部長が事件について言及しました。

阿部知事:
「防犯意識の向上、あるいは犯罪が起こりにくい環境づくり、県としても警察と連携してしっかり進めていきたい」

鈴木達也本部長:
「今後も事件の全容解明に向け全力で捜査を進める」

事件の余波はこんなところにも及んでいました。

綿半ホームエイド 古屋勇人グループリーダー:
「こちらが今、当店で問い合わせが多い防犯グッズです」

須坂市のホームセンターでは、防犯関連の商品の需要が高まっているといいます。

綿半ホームエイド 古屋勇人グループリーダー:
「やはり、この前の長野駅での事件が一番のきっかけだと思います」

運営会社によりますと、事件以降、JR長野駅に近い店舗では、防犯関連商品の売上が2倍以上になったところもあったいうことです。

店舗を訪れた人:
事件を受けて防犯意識は高まった?
「一層、高まった」
「いつ何時、どういうことが起こるか分からないですしね」
「今まで以上に気を付けていこうかなと思っている」

店舗を訪れた人:
「防犯カメラとかそういうのは必要になってくるのかと思います」

防犯カメラやセンサーライトは闇バイトに関連する事件もあり、2024年の秋から需要が高まっているということです。

中でも問い合わせが多いというのが…。

綿半ホームエイド 古屋勇人グループリーダー:
「握ると鳴る防犯ブザーです。こちらは、光が出る防犯ブザーです」

防犯ブザーが売り切れに近い状態になった店舗もあるということです。

綿半ホームメイド 古屋勇人グループリーダー:
「誰が来るか分からないとか、こんなご時世なのでとか、みなさん言っていて、少しでも何か自分の身を守るためにということで」