10月の衆議院選挙で落選した自民党・長野2区の務台俊介さん68歳が、次の衆院選に立候補しないことを表明しました。

務台俊介氏:
「思い切って若返りを図って世代交代を図る。こういうことが議席を確保するという観点に立てばこれが現実的ではないか」
務台さんは8日、市内で開いた選対解散式で、自民党の地域支部の役員などおよそ60人を前に、次の衆院選には出馬せず、後進に引き継ぐ考えを述べました。
務台さんは2012年に長野2区で初当選、14年に再選されました。17年と21年は小選挙区で敗れ、ともに比例代表北陸信越ブロックで復活当選しました。24年10月の衆院選では小選挙区で落選し、比例での復活当選もなりませんでした。
務台さんは解散式の後の会見で、政治活動については、今後も続けていく意向を示しました。
自民党県連は2区の公認候補となる新支部長は今後公募を行い、選出するとしています。