7日からサツマイモを使ったスイーツが発売されます。

旬のサツマイモにキャラメル、そこにソフトクリームを添えた「おいもブリュレアイス」。

7日発売のサツマイモスイーツのひとつです。

長野県信濃町の老舗菓子店「まつりや」の新商品に使うサツマイモは、農業と福祉による、いわゆる「農福連携」によって生産されたものです。

ミールケア取締役・永原正行さん:
「10名の障がい者スタッフが一緒に作業していただいておりますけども、みんなでおいしい野菜作っていこうと日々頑張っております」

給食サービスなどを展開する長野市穂保の「ミールケア」は、15年ほど前から「農福連携」に取り組んでいます。

また、農産物の生産や加工、商品の販売を手掛けることで、障がい者の雇用拡大や地域の活性化につなげていて、今年はおよそ6トンのサツマイモを収穫しました。

永原さん:
「まつりやの方で新しく商品化することで、より障がい者のやりがいに繋がるかなということで非常に楽しみにしてます」

5年前の台風19号災害で深刻な浸水被害を受けたミールケア。

周辺の田畑を再生させ、農福連携と生産・加工・販売を手がける「6次産業化」で持続可能な農業を目指します。

永原さん:
「ようやく去年おととしから作物が少しずつできるような形になってきました」
「障がい者の方をより働ける環境というところをもっと作っていかなければなと、会社全体で今後取り組んでいければというふうに考えています」

サツマイモスイーツは信濃町のまつりやで7日に発売です。