日本酒など日本の「伝統的酒造り」が、ユネスコ=国連教育科学文化機関の無形文化遺産に登録されました。
日本の「伝統的酒造り」は、糀を手作りするなどの特色があり、長野県内でも風土に合わせて発展し、各地域で受け継がれています。


1691年創業の長野市の今井酒造店。

老舗の酒蔵はいま、仕込みの真っ最中です。

今井酒造店社長・今井孝さん:
「忙しいときにうれしい知らせが届いた」

14代目社長の今井孝さんは、時代に合った酒作りに取り組みながら、300年以上続く酒蔵の伝統的な製法を大切にしています。

今井社長:
「糀作りを大切にしている」
「洗うところから手作業」

酒の出来を左右する糀作り。

杜氏を中心に温度や水分量を見ながら2日半かけて行います。

県内は小さな酒蔵が多く、ほとんどが手仕事です。

酒造りの技術支援を行う県工業技術総合センターの齋藤良(さいとうりょう)さんによりますと、伝統的な酒造りが酒蔵の個性につながり、信州の多様な地酒文化を支えているということです。

国際的なワインコンクールで世界一に輝くなど、海外でも高い評価を得ている信州の日本酒。

ユネスコの登録は、今後の追い風になるといいます。

今井社長:
「これで日本酒を飲む人が増えてほしいなと思いますし、海外に認められたことで、海外の皆さんにも楽しんでもらえればうれしい」