クマによる人への被害が続いたことを受けて、長野県内の5つの地域に出されていた「ツキノワグマ出没警報」について、県は延長せず、14日で解除する方針です。

クマの出没警報は、被害が相次いだ9月以降、一度期間を延長して、14日まで佐久、上伊那、木曽、北アルプス、北信の5地域に出されていました。


県では「警報」について、目撃情報が減っていて、15日から狩猟期間に入ることもあり、このまま人への被害がなければ14日で警報を解除する方針です。

また、その他の地域に出している注意報も終了とします。


4月から10月までの目撃情報は1364件で、11月6日までに13人がけがをしていて、県では、今後も冬眠の前にエサを求めて動き回るクマもいるとして引き続き注意を呼びかけています。