こども未来プロジェクト、今回はチーム発足3年目で中学生バスケの長野県大会を制した長野市のチームを紹介します。
長野市の東部中学校を拠点に練習に励む「BUHTO NAGANO(ブート・ナガノ)」。

10校の中学校から47人の選手が集まるクラブチームです。
(部長・小林祐輝さん)「コミュニケーションが取れていて連係もしっかりできていて、そこがチームのいい点だと思います」
ブートナガノは9月に行われた長野県大会で出場39チームの頂点に。
チーム発足3年目にして全国大会・ジュニアウインターカップの出場権を手にしました。
(小林隼士さん)「県大会では、試合の流れが速かったりしたが、自分たちはそういうバスケットをやっているので、それがうまく通用したところがあります。みんなで足を動かして、仲間と助け合って励まし合って、一丸となって戦ったことが一番の勝因だと思います」
モットーは「堅守速攻(けんしゅそっこう)」。

飛びぬけた選手がいなくても、一つ一つのプレーに全力を尽くす「泥くさいバスケット」が実を結びつつあります。
(大久保陽平さん)「確実にディフェンスリバウンドを取ってからの速攻や、ボールへの執着心は他のチームには負けないと思います。(大事なのは)コンタクトやぶつかり合いを恐れないことです」
今の中学3年生はコロナ禍だった3年前、小学生時代の集大成として参加するはずだった大会が軒並み中止になるなど辛い経験もしています。
全国の強豪がそろうジュニアウインターカップは来年1月。
まずは、一勝を目指します。
