安曇野市の高校生が31日、建物や橋などを建設する際に必要な地質の調査について学びました。
南安曇農業高校の一角に登場したのは、地質調査を行うための「ボーリングマシン」。
千曲市の土木管理総合試験所が企画した実習で、1年生41人が実際に地面を掘る様子を見学し、地質について学びます。
地下から取り出した土は、地質調査用の箱へ。
解説を聞きながら、深さによって粒の大きさや湿り気など地質が異なることを観察しました。
高校生:
「将来造園業に興味があって、観察力とかもとても大事だと思うので、そこはつなげられたらいい」
学校では、こうした実習を通して生徒の関心や進路選択の幅が広がればとしています。