有田焼の伝統と、独創性を融合させた作品で国の内外から高い評価を受ける、陶芸家の葉山有樹(はやまゆうき)さんの作品展が長野市で開かれています。
高さ38センチの壺、「創世神話(そうせいしんわ)の神々」。
古代エジプトの民衆文字などが描かれ、自然現象を始めとする当時の出来事をイメージした模様が金色に浮かび上がります。
ながの東急で開催されている「千年の華・葉山有樹展」。

有田焼の伝統技法と、独創性の高い緻密な描写からできた作品が展示されています。
24日には、制作者の葉山さんが会場を訪れ、日頃行っているという驚きの技巧を披露。

キャンバス代わりに使っているのはなんとティッシュペーパーです。
葉山有樹さん:
「ティッシュペーパーは絵を描くのに一番適していなくて、筆が当たるとすぐ滲んでしまうので、触れるか触れないかの微細な感覚を捉えながら何千枚と描いていくと穂先が体の一部と化して、見えていなくても絵を描けるようになっていく、精度を高める訓練です」

会場では、このほか、四季の花が彩り豊かに描かれた作品「万花彩」など47点が展示販売されています。
葉山さん:
「先人の色々な知恵や魂を一度自分の中で消化して表現している世界なので、そういう部分に触れていただけるとありがたいと思う」
葉山有樹展は29日まで開催されています。












