現職の県議会議員が県議会の開会中に、宿舎となっている長野市の議員会館を深夜に抜け出し、直線距離で60キロ余り離れた塩尻市の自宅で妻を殺害したとされる事件を改めて振り返ります。
事件が起きたのは3年前の2021年9月29日のことでした。
塩尻市の住宅を兼ねた酒蔵の事務所で、丸山大輔被告の妻・希美(のぞみ)さん当時47歳が倒れているのが見つかり死亡が確認されました。
希美さんには首を絞められたような跡があり、現場には何者かが土足で入った形跡もあったことから、警察は殺人事件として捜査を始めました。
翌年の9月、事件から1年となるのを前に、丸山被告はSBCの取材に次のように話していました。
丸山被告:
「犯人がどんな心境でそういうことに至ったのか、今はどうしているのか真相は早く知りたい」
しかし、取材から2か月後の11月28日。
警察は、丸山被告を殺人の容疑で逮捕。
その後、検察が起訴しました。
起訴状などによりますと、丸山被告は、9月29日の午前1時44分ごろから午前3時4分ごろまでの間、妻の首を何らかの方法で圧迫し、窒息死させたとされています。
捜査関係者によりますと、事件の当日、丸山被告の運転する車が長野市と塩尻市の自宅付近を移動する様子が複数の防犯カメラに映っていたほか、自宅の周辺では目撃情報もあったといいます。
一方、丸山被告は、逮捕時から殺害について否認していて、弁護人によりますと、「当日は議員会館にいて現場には行っていない」と主張していました。
被告が容疑を否認し続けていた裁判の公判前整理手続きは2023年の12月からおよそ9か月間にわたって行われました。












