ブラインドサッカーでパリパラリンピックに出場する松本市の高校生・平林太一(ひらばやし・たいち)選手の壮行会が26日、開かれました。
平林太一選手:
「俺が日本を勝たせます!今後はここに、メダルをかけて戻ってきたいと思います」
力強く宣言したのは、ブラインドサッカー日本代表の平林太一選手です。
平林選手が通う松本美須々丘(みすずがおか)高校で開かれた、壮行会には全校生徒およそ800人が参加しました。
久保村智校長:
「これまで努力してきた自分自身のために納得する大会にしてほしいし、そのことが、我々応援する者の願いであると思っています」
「ぜひ拍手をもって、太一さんを応援したいと思います。みなさん、拍手をお願いします」
大会での活躍を後押ししようとクラスメイトなどからのメッセージや寄せ書きをした旗、それに点字のメッセージカードなども贈られました。
平林太一選手:
「壮行会開いていただいていろいろな人からメッセージをもらっていく中で、自分がやらないとなっていうのがすごく強くなったので、しっかりプレーに出していきたいなと思ってます」
多くの国際大会を経験してきた平林選手ですが、パラリンピックは初の大舞台。
日本初のメダル獲得も期待されます。
友人:
「3年間近くでいた人が、こんなに大舞台に立つんだって思うとすごい感動が止まらないです」
「やっぱり1位取って笑顔で帰ってきてほしいですね」
「太一くん、がんばれ!」
27日以降、東京やロンドンで最終合宿を行い、9月1日のコロンビア戦に挑みます。