老朽化した長野県松本市の市役所建て替えに向け、市が示した「本庁舎の規模をスリム化する」などといった案を受け、市議会は2020年に策定された基本計画を見直すことを了承しました。

止まっていた新庁舎建設計画が、一歩前進した形です。

1959年に建てられた松本市役所は老朽化が進んでいて、現在の本庁舎と隣接する
東庁舎の場所に建て替える基本計画が2020年に策定されました。

その後就任した臥雲市長が、行政機能を市内の各所に分ける『分散型市役所構想』を議会に示しますが、同意は得られず、4年に渡って議論が進められてきました。

市は2023年12月、分散型をやめて、窓口業務のない部署を本庁舎に集約する一方、市内35地区の地域づくりセンターなどで、オンラインと対面の窓口業務を充実化させるなどとする『見直し案』を議会に示しました。

これによって本庁舎がスリム化でき、現在の東庁舎の場所に新庁舎を建て、本庁舎の跡地は公共の場所として活用するとしています。

24日の議員協議会では、賛否両論の意見は出たものの、基本計画を見直すことについて了承され、建設に向けた動きが4年ぶりに一歩前進しました。

計画が順調に進めば、2034年度に新庁舎が完成する計画です。