夢に向かって頑張るこどもたちを応援するSBCのこども未来プロジェクト。
今回はチアリーディングの世界大会に出場する上田市のチームを紹介します。

躍動感あふれるダンスに、アクロバティックなスタンツ。

小学6年から中学3年の18人でつくる上田エンジェルス「スカイチーム」は、5月にアメリカ・フロリダで開催されるチアリーディング世界選手権に出場します。

上田エンジェルスの世界大会出場は今年で4回目。

去年も出場した宮下花(みやした・はな)さん(中学3年)は「全部がキラキラしていて、観客が全員で盛り上げてくれる感じでした。日本と違う雰囲気を経験できるっていいな、と思いました」と世界大会を振り返ります。

全体での練習は原則として週2回、地道なトレーニングが華やかな演技を支えます。

技が決まらない時はその都度、メンバー同士が改善するべき点を話し合います。

苦労した技がうまくいくと、自然に拍手がわきます。

中島はな(なかじま・はな)さん:「できない技があるときは苦労して『なんでできないんだろう』と思う時もあるんですけど、できた時、仲間と『やったー』って喜べる感じの雰囲気が楽しくて大好きです」

5月の世界大会で演じる2分30秒のプログラムの最後の見せ場は「ピラミッド」と呼ばれる大技です。

キャプテン・早川寧々(はやかわ・ねね)さん:「世界大会では、まずは仲間を信じて最高の演技をして1位を取ることが目標です。応援してくださっている方々への感謝の気持ちを忘れずに、応援にこたえられる演技をして帰ってきます」

チームのテーマはメンバーの人数にちなみ「18色に輝いて」。
18人は世界の大舞台で、それぞれの輝きを放ちます。