障がい者が職員のサポートを受けながら共同生活をするグループホームが、長野市に完成しました。

長野市の住宅地にできたグループホーム「ピア川中島」には11日、関係者が集まり竣工式が行われました。

建物は男性用と女性用がひと棟ずつで、それぞれ10の個室があり、あわせて20人が入居できます。

朝と夕の2回の食事を提供するダイニングルームや洗濯スペース、風呂などは共用で4人から6人を1ユニットとして共同生活を送ります。

着物店を展開する長野市の「たちばな」が初めて取り組む福祉事業で、松本亮治(まつもと・りょうじ)社長は、「安心して暮らせる家にするとともに、障がい者への理解を広げる場にもできれば」と話しています。

利用料は、市からの補助がある場合はひと月6万5800円で、募集は5月から始まる予定です。