コンサートで足を運ぶホールは、いろいろな仕掛けで私たちを楽しませてくれますが、その舞台の裏側はどうなっているのでしょうか?
そんな疑問に答える見学会が開かれました。
参加者:
「うわー広い!」
長野県松本市のキッセイ文化ホールで開かれた『舞台裏探検隊』。
ステージの装置や楽屋など、普段見ることができない舞台裏を見学するイベントで、市民など22人が参加しました。
ステージの上では、客席と舞台を仕切る幕の種類や開き方の説明を受け、出演者になった気分で眺めを楽しみました。
舞台か職員の説明:
「幕の裏は『火の用心』と書いてありますね。舞台は木で出来ていたり、幕は全部布なので、燃えちゃうと大変」
客席に座ると…。
ステージに面した前列部分がゆっくりと下がり始めました。
「座っているところが動いています。舞台が上がっているわけではありません。ピット 奈落(ならく)までお願いします。一番下ですね。奈落の底…」
オペラを上演するときにオーケストラが入って演奏するオケピット。
このように客席の前列ブロックを大きく降下させ、座席を外すことで出現させているのです。
ステージ見学のあとは、エレベーターと階段を使って最上階の6階へ。
「1台のスポットが1500ワット。コタツがだいたい500~600ワット。これを全部足すと、コタツ100台以上」
調光室ではたくさんのスイッチを使って複雑な照明パターンが作られているといった説明に、興味深そうに耳を傾けていました。
舞台課・小林健一さん:
「ちゃんとできるようになるには最低5年。これで一人前というのはなく、一生。自分でプランして、本番をやってちゃんとできた達成感が大きい」
参加者は:
「こういうふうに裏の方たちが舞台作っているということを知れて楽しかった」
「合唱団がどこに並ぶのかと見ていたが、こんなに広いんだと感心した」
新型コロナの影響で5年ぶりの開催となった『舞台裏探検隊』。
担当者は「設備の工夫など知ってもらい、ホールをより身近に感じてもらうきっかけになれば」と話していました。












