長野刑務所で2023年10月、収容されていた男性が「凍死の疑い」で死亡したことを受け、長野県の弁護士会が原因究明や再発防止策を検討し、すべて公表するよう求めました。

県弁護士会・山岸重幸(やまぎししげゆき)会長:
「刑務所内の居住環境の管理体制の不備に起因する事件であれば、大変由々しき事態である」

この問題は長野県須坂市の長野刑務所で、2023年10月30日、単独室に収容されていた60代の男性が死亡し、その後の司法解剖で、凍死した疑いが明らかになったものです。

男性には複数の持病があり、長野刑務所は当初「病死したとみられる」と説明していました。

県弁護士会は18日に会見を開き、現時点で具体的な原因はわからないとした上で、「刑務所は受刑者が健康的な生活を送れるよう、法律義務を負っている」などと指摘。

長野刑務所に対して、原因究明の調査を行ったうえで再発防止策を検討し、すべて公表することを求めました。

弁護士会は、今後、長野刑務所に申し入れ書を提出する予定です。