長野市の対応は適切だったのか。
「子どもの声がうるさい」という苦情から、市が2023年、公園を廃止した問題で、外部の有識者による検証が14日、始まりました。
長野市の青木島遊園地の廃止に関わる初めての検討委員会。
委員は弁護士や大学教授など外部の有識者3人です。
委員 石津廣司(いしづ・ひろし)弁護士:
「なかなか難しい問題。市民の方の声と、行政の対応がどうだったか事実関係を明らかにしていかなければいけない」
青木島遊園地をめぐっては、市が「子どもの声がうるさい」などといった一部の苦情をきっかけに2023年、廃止を決定。
しかし、住民からは市の進め方に疑問の声があがり署名活動も行われました。
冒頭以外非公開で行われた会議では、一連の経過の確認や論点の整理、今後のスケジュールなどが議論されたということです。
長野市総務課 返町健(そりまち・たけし)課長:
「今後の事務の在り方、具体的な手続きに踏み込んで、ある程度形にしていければいいなと思います」
委員会では夏ごろにとりまとめを行いたいとしています。