長野県白馬村のJR大糸線で18日夜、普通列車と熊が衝突し、後続の5本が運休または部分運休しました。
乗客と乗員にけがはありませんでした。
JR東日本長野支社によりますと、事故があったのは、白馬村神城のJR大糸線で、18日午後7時過ぎ、神城駅と南神城駅の間を走っていた上りの普通列車が熊と衝突しました。
列車には乗客10人が乗っていましたが、運転士1人を含めけがはありませんでした。
熊は成獣と見られ、死にました。
列車は、安全な場所まで移動させた後、車両に異常がないか確認をしたのち、運転を再開し、およそ1時間半の遅れが出ました。
この影響で、普通列車上下4本が運休したほか、下りの普通列車1本が部分運休しました。
JRでは、バスなどによる代替輸送を行いましたが、80人に影響があったとしています。