■「仕事をして寝るだけの生活」にサヨナラしたかった

塾生に「こけら寿司」が振舞われた

この日の夜、塾生に中和地区の郷土料理「こけら寿司」が振る舞われました。

(塾生)
「いくらでも食べられる」

この寿司を作った梶川蘭さんは、なりわい塾がきっかけで移住

この寿司を作ったのは、なりわい塾がきっかけで4年前に移住してきた梶川蘭さんです。

(移住4年目 梶川 蘭さん)
「仕事をしてただ寝るだけの生活じゃなくて、もっと『暮らしを作る』ということをやってみたいと思っていた時に、なりわい塾の広告を見つけて応募しました」

会社勤めだった梶川さん、日々の生活に疑問を抱き参加
住民の温かさが移住の大きなきっかになった

■梶川さんが中和地区でみつけた「人の温かさ」と「なりわい」

かつて会社勤めをしていた梶川さん。日々の生活に疑問を抱きなりわい塾に参加しました。そこで接した「住民の温かさ」が、移住の大きなきっかけになったといいます。

皆さんがいい人たちで、距離感もちょうとよい

(移住4年目 梶川 蘭さん)
「皆さんがいい人というか和やかというか距離感がちょうどよくて、頭ごなしに否定するとか型にはめるとかそういうことは全然なくて、自分がいざやりたいという時に『こういうことをしたい』と言ったら、サポートしてくれたりするのがすごくよかった」

梶川さんが見つけた「なりわい」は『地域食材の商品化』
梶川さんは塾生のサポートも手がける

梶川さんが見つけたのは、「高齢者から教わった郷土料理で地域の食材を商品化する」という『なりわい』です。自らの仕事を追求する傍ら、塾生のサポートも手がけるなど、今では地域の魅力を伝える側になりました。

(移住4年目 梶川 蘭さん)
「人と繋がっている感じとか、そういうものがありがたいな、と思えるというか、会社員時代と比べたら、一歩人生を豊かにしてくれたと思います」