きょう(5日)未明、岡山県里庄町でJR山陽本線の保線作業の見張りをしていた男性が貨物列車にはねられ死亡する事故がありました。

きょう(5日)午前2時20分ごろ、里庄町の山陽本線の線路上で、委託をうけ列車の見張りをしていた警備会社の社員で、広島県福山市の山下恭司さん(32)が貨物列車にはねられ死亡しました。

接触したのは、25両編成の佐賀発・大阪行きの上りの列車で、「ドン」という音がしたことから運転士が列車を止めたところ、山下さんが倒れているのを発見したということです。

JR西日本によりますと、事故現場は、里庄駅から西に約600mの踏切付近で、山下さんは、保線作業員から約1.8キロ離れた場所で、1人で列車の見張りをしていたということです。

この事故の影響で列車は約2時間半停車し、午前5時前に運転を再開したということです。

警察とJRで事故の原因について調べを進めています。