気象庁によりますと、梅雨前線が西日本に停滞していて、また大型の台風第2号はきょう午前9時現在、沖永良部島の東約120キロを1時間におよそ25キロの速さで東北東へ進んでいます。前線は今後、3日午前中にかけてゆっくり南下するでしょう。また、台風は3日にかけて日本の南を北東へ進む見込みです。
高知県では線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いていて、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっているということです。
さらに線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性が、
・四国地方ではきょう(2日)午前中から夜にかけて
・近畿地方ではきょう(2日)夜にかけて
・東海地方ではきょう(2日)午後からあす(3日)午前中にかけて
・関東甲信地方では、きょう(2日)夜からあす(3日)午前中にかけて
あるとして注意・警戒を呼び掛けています。
中国地方は「線状降水帯」の発生のおそれはなくなりました。
土砂災害・低い土地の浸水・河川の増水や氾濫について、
・四国地方では太平洋側できょう(2日)夜遅くにかけて
・近畿地方ではあす(3日)明け方にかけて
・東海地方ではあす(3日)にかけて
厳重に警戒するよう呼び掛けています。
【画像①~⑬】は、2日午前11時30分~午後11時までの1時間おきの雨雲レーダーです。
今後各地では、土砂災害・低い土地の浸水・河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。またうねりを伴った高波、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。










