■「バカでも分かる」「外したほうがいい」自治体で意見割れる

日本の各地で自治体によってマスク着用に対する意見が分かれていて、島根県は感染が再拡大する沖縄を例に挙げ緩和の動きをけん制しました。

(丸山達也 島根県知事)
「インフルエンザや風邪と違う証拠が沖縄の今の実態じゃないかというのが当たり前で、バカでも分かる事実だ」

(浜田恵造 香川県知事)
「着用による熱中症の恐れもあるので、外してもらった方がいいのでは」

(平井伸治 鳥取県知事)
「一定の距離を保ってあればマスクを外してもいいと」

岡山県医師会は、屋外であっても感染リスクはゼロではなく、これまで言ってきた感染症対策を無駄にしないためにも、外出時のマスクの着用を推奨しています。

岡山県医師会 松山正春会長「30パーセントぐらいは感染経路が不明・・・」

(岡山県医師会 松山正春会長)
「30パーセントぐらいは感染経路が不明で、どこで感染しているか分からないので、尾崎会長が言っていることは必ずしもあたってはいない、慎重に対応していくべき、ここまでやってきているので」

感染症のまん延で長く続くマスク生活です。徐々に緩和の動きもありますが必要な場面まで緩めてしまうということがないよう、慎重に選択しなければいけません。