香川県警は、昨年の香川県での犯罪=刑法犯の認知件数が前の年に比べ1割ほど増え、4,000件余りとなったことを明らかにしました。特殊詐欺が倍増しています。

香川県警によりますと、2022年の刑法犯の認知件数は4,173件で、前の年に比べ372件、9.8ポイント増加しています。中でも、特殊詐欺は前年の48件から91件とほぼ倍増していて、オレオレ詐欺や預貯金詐欺などに大幅な増加がみられます。

これに対し、刑法犯全体の検挙率は54.4%で昨年を8.5ポイント下回りました。香川県警では、基本捜査の徹底などで検挙率アップを図るとともに、自主防犯活動の支援などを行い、犯罪抑止に努めたいとしています。