明日(3日)は節分、節分といえば欠かせないのが恵方巻です。毎年恒例となっている讃岐ならではの恵方巻が、今年も販売されます。アイデアを出し合って作った「可愛さアピール」の恵方巻です。

(古川豪太記者リポート)「こちら、かわいらしいうさぎの姿をしていますが、恵方巻なんです。恵方巻らしく丸かじりしてみると、中には香川県らしくうどんが入っています」


高松道の津田の松原サービスエリアが元祖という “うどん恵方巻” です。卯年の今年は真っ白なうさぎをイメージしました。サービスエリアで提供しているさぬきうどんを酢飯のかわりに、韓国のキンパ風に味付けした具材を入れて海苔で巻きます。

卵白だけで作った真っ白な薄焼き卵で包んで焦げ目で耳を、ニンジンで目をつければ完成。オムライスならぬオムうどん、でもなく“うどん恵方巻”です。


(津田の松原SA調理担当 中川新治さん)「みんなで案を出し合って去年は寅年だったんで虎巻きで今年は卯年ということで、ちょっと見た目重視の可愛さアピールで」


寅年の去年は虎の模様がついただけの恵方巻でしたが、今年は長い耳に真っ赤な目、しっぽまでついたウサギの姿そのものに。年々進化をとげる“うどん恵方巻”です。

「海老天」や「うどん出汁のジュレ」などをいれた天ぷらうどんのような、定番の “うどん恵方巻” と共に、節分の明日、あわせて100本を限定販売します。


(津田の松原SA 岩本憲貴店長)「可愛らしくできているので、インスタ映えすると思います。香川の特色をいかしてさぬきうどんを具材にしていますので、味の方も楽しんでいただければ」


今年の恵方は南南東。うさぎをかじってうどんを楽しむ、香川ならではの卯年の節分です。