「形見のZを復活させたい」学生たちが立ち上がった

一時は処分も考えましたが、災害ボランティアで訪れていた学生が見つけ、復活プロジェクトがスタートしました。

(プロジェクトに参加する学生)
「息子さんの晃司さんが亡くなられて『悲しんでいらっしゃった』という話は伺っていたので、直して、早く晃さん夫妻のもとに戻せるように」

【画像⑤】

修復を手がけたのは、京都府にある日産京都自動車大学校です。2021年の秋から約3年半をかけ、60人余りの学生が、さびた部品の修理や交換などを繰り返しました【画像⑥・⑦】。

【画像⑥】レストアされる「Z」
【画像⑦】修理に取り組む学生たち

そして「Z」は復活したのです。よみがえった「Z」が、山本さん夫婦、そして晃司さんのもとに届けられることになりました。

【後編】甦った「フェアレディZ」その姿は 亡き息子の “形見” 前に母は号泣
に続く