知人の塚本さんは亡くなった その時の山口さんの感情は
少年に十数か所も切り付けられ重傷を負った山口さんは、病院へ搬送されるとき「感情が一切動かなかった」と言います。
(山口由美子さん)【画像②】
「ほかの乗客は大丈夫だろうかとか、そんなこと考えるゆとりは一切ありません」
「救急車の中で救急隊員の方が、『もう一人の人は亡くなられたみたいだな』と言われていたんです。塚本さんは亡くなられたんだ。でも辛いとか悲しいとか感情が一切動きませんでした」
「自分のことだけを考えることで精一杯だった」当時を振り返る山口さんです。










