日生名物の冬の味覚「カキオコ」もピンチか

見通しが立たない状況に、日生名物の「カキオコ」を提供する飲食店では…

(お好み焼き うまうま店長 牧野真希さん)
「これはまだ冷凍なんですよ。去年のいいときのやつ」

「(こんな状況は)初めてのことで分からないです。こんなにカキがないというのは。(小さくても)なるべくいっぱい入れて焼こうと思っています」

(記者)
「味はいかがですか」

(客)
「おいしいです。(今年も)身が大きくなってほしいけど、獲れないと聞いているから、今年はどうかなって」

生産者も飲食店も、それに地域の人も待ち望む岡山の冬の味覚・カキ。

日生漁協は今年の販売量について、去年の1,300トンを大きく下回ると見込んでいて、県に対し、収入の減少が予想される生産業者らへの支援を求めていく考えです。