救助したのは船員11人 そこにあった「奇跡」

水島海上保安部によりますと、7月28日の午前0時すぎ、倉敷市の倉敷みなと大橋【画像①】の中央付近で、27歳の会社員の男性が飲酒をしながら散歩していたところ、橋の中央付近でスマートフォンを落とし、とっさに拾おうとしたところ誤って海に転落したということです。

男性は転落後浮いていたということで、約4時間後の午前4時過ぎに、船(プッシャーバージ船)の乗組員が、海上で「助けて」と声を上げる男性を発見、乗員11人が協力して、男性を救助しました。

【画像②】

男性は命に別状はなく、病院に救急搬送されました。

男性が浮いていた海域は深いところで水深5~6メートルあるということで、水島海上保安部の聞き取りに対して、男性は
「転落したあと、泳ごうとしたが無理だったので浮くことにした」
「しばらく浮いていたら船が見つけてくれた」
と話していたということです。

水島海上保安部は、今回男性が救助された理由について「奇跡が重なった」と言います。それは。。。