台湾有事をめぐる国会答弁について「お互い冷静に平和についてやるべきだと思う」
――そんな中、台湾有事をめぐる高市総理の国会答弁に対しては、中国側が激しく対抗しています。収束に向けてはどのようなことを探っていくことが大切だという風に思われますか?

(山下貴司さん)
「まず大前提として、予算委員会でのご発言というのは、日本の国民の生命、自由、幸福追求が根底から覆されるような事態かということに対して、存立危機事態になり得るという理論的なお話をされたものです」
「実際、台湾海峡は日本に来る物資の8割、9割がそこを通っていますから、その海域で例えば米軍艦船などに攻撃があった場合、それはやはり存立危機事態になり得るということは誠実な答弁だったと思います」
「ただ、やはり中国に対して武力行使をするとはお答えになっていないわけですから、まずわれわれは平和外交、これをしっかり追求するということをしっかり伝えていくべきです。お互い冷静に平和についてやるべきだと思いますね」
「そうした中で、神戸の中国総領事の発言は極めて残念な発言であるということは、われわれも申し上げておかなければなりません。お互い冷静にやらなければならないということで外交を進めていこうと思っています」










