おととい(15日)開幕した聴覚障害者が出場する国際スポーツ大会「デフリンピック」です。バドミントン混合ダブルスに出場している、香川県綾川町出身の片山結愛(かたやま・ゆめ)選手が初戦に臨みました。
生まれつきの難聴の片山選手は、岡山市のノートルダム清心女子大学の4年生です。迎えた大舞台の初戦。ペアを組むのは北海道の高校3年生、森本悠生(もりもと・ゆうき)選手です。デフバドミントンは一般的なルールは同じですが、補聴器などをつけてのプレーはできません。そのため、試合中はジェスチャーやアイコンタクトで作戦を共有します。第1セットを惜しくも落とし後がない片山・森本ペアは第2セット、片山選手の強烈なスマッシュなどでリードを広げ、このセットをものにします。そして、勝負の第3セット。片山選手の粘りも光り序盤はリードしていたものの、相手の力強い攻撃に押され逆転を許し、初戦、勝利とはなりませんでした。
(片山結愛選手)
「負けてしまって悔しい結果となったんですけど次はしっかり勝ってリーグを通過できるように、応援して下さる皆さんに良い報告ができるように全力を尽くしてがんばります」










