スプライトとは?

米田さんによりますと、通常の雷は、雲と雲、或いは雲と陸地の間に電流が瞬間的に流れる現象ですが、スプライトは、高度50kmから100kmの間を電流が流れるもので、冬に観測が多いとされています。

また、通常の雷に伴って発生しやすいことが知られています。

-珍しいのでしょうか。

(山陽学園大学 米田瑞生さん)
「スプライトは、去年は3夜観測できました。今年は、11月3日未明の観測で、2夜目です。雷雲の上で発生しているので、なかなか見ることができませんし、発生頻度も通常の雷よりはずっと低いので、珍しい現象ですが、毎晩流星観測をしていると、案外見えるものだと思っています」