海の環境の改善と、食品ロスの削減を目指す取り組みです。香川県の企業と高校生がある「特殊な方法」で養殖したウニの販売が始まりました。その養殖方法とは…?
丸亀市の和食店できょう(20日)提供が始まった、こちら【画像①】のウニ。一般的なウニと比べると、色が少し白っぽく見えます。その理由は、エサにありました。


(平松咲季記者)
「今、ウニのエサやりが行われています。与えられているのは、なんと、香川県の名物・讃岐うどん【画像③】です。ウニがウニウニ動きながら、美味しそうに食べています」
新たに商品化されたのは、うどんを食べて育った、その名もズバリ、「讃岐うどん雲丹(うに)」です。

香川県観音寺市の飲食チェーン「遊食房屋」と、多度津高校水産科の生徒が一昨年から共同で研究を行い、完成させました。
(讃岐うどん雲丹Laboプロジェクトリーダー 細川雅数さん【画像④】)
「ウニは雑食性なので(うどんも)食べてくれると思っていた。食べてくれてよかったです」
