ファジアーノは残り5試合の終盤戦に
チームの歴史を誰よりも知る金山選手の思いを胸に、ファジアーノは残り5試合の終盤戦に挑みます。

(春川正明コメンテーター)
「朝から詰めかけた大勢の熱心なサポーターが見守る中、グラウンドではご覧のように【画像⑤】リラックスした中にも、集中力を発揮して緊張感のある練習が続いています」

ここまで33節を終え、11勝14敗8分けで20チーム中12位につけるファジアーノ。直近6試合は白星から遠ざかっています。そんな中、次節・ホームで迎えるセレッソ大阪戦。この試合に勝利し、横浜F・マリノスまたは、横浜FCが敗れると、その時点で残留が決まります。

大事な一戦を前に、この男が帰ってきました。U-20ワールドカップで約1か月チームを離れていた佐藤龍之介選手【画像⑦】。エースとして日本代表を牽引しましたが、結果はベスト16で敗退。悔しさをリーグ戦にぶつけます。
(MF39 佐藤龍之介選手(18))
「どれだけいい攻撃をしても、点が入らないと負けてしまうので、勝負の厳しさを感じました。チームのために戦うことをベースとしつつ、大事な場面で点を取れる選手になりたいと思うので、そういうところは意識したい」

そしてもう一人、けがで約2か月間欠場していたDFの立田悠悟選手【画像⑧】。191センチの長身ディフェンダーが堅守ファジアーノを牽引します。

(DF2 立田悠悟選手(27))
「もっと上の順位を見ていいのかなと。空中戦にしろ、地上戦にしろ、自分が入ったら圧倒的なものを見せたいと思っています」
攻守の役者が戻ってきたファジアーノ。今週18日、ホームでセレッソ大阪を迎え撃ちます。