高梁市成羽美術館で開催中の、映画スター「オードリー・ヘプバーン」をテーマにした写真展。その見どころをシリーズでお伝えします。きょう(13日)は、写真からも窺える、オードリーの魅力です。

写真展は、高梁市成羽美術館の開館30周年を記念して開かれているものです。映画「ローマの休日」や「パリの恋人」で知られる映画スターオードリー・ヘプバーンを捉えた、スナップなど約140点が展示されています。

こちらは、ヒット作「マイ・フェア・レディ」の撮影所で撮られた一枚。

(高梁市成羽美術館広報担当 難波妙子さん)
「ここに分厚い本があるんですが、これは『マイ・フェア・レディ』の台本です。付箋がいっぱい貼ってあるんですけど、実はオードリーはすごく勤勉で大女優になっても謙虚な気持ちを忘れずに努力の人だったと言われています」
「ローマの休日」でハリウッドデビューを果たし、世界的な人気女優へと駆けあがったオードリー。会場の写真からは、その魅力の根源がうかがい知れます。
(高梁市成羽美術館広報担当 難波妙子さん)
「内面から出てくるものと、外見の美しさ。そういうものが全て一致してオードリー・ヘプバーンという唯一無二の存在感の女優を作り出しているのかなと思います。新しいオードリー・ヘプバーン像につながってもらえれば」
写真展「AUDREY in Cinema」は、高梁市成羽美術館で今月(8月)31日まで開かれています。