「蛍光灯」と「LED」見た目が似ていても、取り付け方を誤ると...

「蛍光灯が2027年末で製造禁止になるって知ってました?」という問いかけに、街の人は...

「初めて知りました」
「具体的にどうすればいいのかは分からない」

といった声が聞かれました。

多くの人が、まだこの変化に対する準備ができていない状況です。

特に気をつけなければならないのは、「蛍光灯」から「LED」への交換方法。見た目はほとんど同じに見える「蛍光灯」と「LEDランプ」ですが、取り付け方を誤ると、重大な事故につながる恐れがあります。

製品評価技術基盤機構(NITE)の調査によると、2015年から2024年までの間に不適切なランプ交換による事故が12件発生し、そのうち8件が火災に至っています。

【画像②)事故件数

「グローランプ」を外し忘れると5年後に発火も

ある事例では、80代の男性が取り外すべき「グローランプ」(点灯管)を外さずにLEDを装着してしまい、トラブルが発生しました。

グローランプとは、「電池のような形状で、照明器具の上部に取り付けられている部品」です。これを取り外さないままLEDに交換すると、発熱・発火のリスクがあります。

さらに注意すべきは、こうした事故が「すぐに起こる」とは限らないという点。ある事例では、交換から5年後に異常発熱でランプが焼損するという事故が起きています。

「5年も経ってからなんですか?」
「もう忘れちゃいそうですよね。いつ取り替えたっけってなるくらい」

と、スタジオでも驚きの声が上がりました。